年金受給額を増やす方法:厚生年金加入、任意加入、繰り下げ受給の活用法

年金受給額を増やすには、主に3つの方法があります。厚生年金の加入、国民年金の任意加入、繰り下げ受給です。これらをうまく活用することで、将来的な年金額を増加させることが可能です。特に、ライフスタイルに合わせた方法を選ぶことが重要です。

最新の年金情報については、次の日本年金機構の公式サイトをご覧ください。
日本年金機構

年金受給を相談するイラスト

1. 60歳以降も働いて厚生年金の加入を続ける

60歳以降も再雇用などで引き続き厚生年金に加入して働く場合、厚生年金の加入期間が延長され、年金額が増えます。定年後も働くことにより、年金受給額の増加が期待できます。

2. 国民年金の任意加入

納付済期間が足りなかったり、60歳までに老齢基礎年金の受給資格を満たしていない場合、60歳以降でも国民年金に任意加入することができます。加入期間が延長されることで、年金額が増えますが、過去に遡って加入することはできません。

国民年金の任意加入の条件:

  • 日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満
  • 老齢基礎年金の繰上げ支給を受けていない
  • 20歳以上60歳未満までの保険料納付月数が480月(40年)未満
  • 厚生年金保険、共済組合等に加入していない

3. 年金の繰り下げ受給

年金の受け取りは原則65歳から始まりますが、これを65歳以降に繰り下げることで、受給額が増えます。繰り下げにより、1か月ごとに0.7%ずつ増加し、70歳まで繰り下げると最大42%増額されます。ただし、受け取り額が増える分、税金や社会保険料の控除があるため、手取り額には差が出ることを考慮する必要があります。

なお、繰り上げ受給(60歳から65歳の間で受給開始)を選んだ場合、年金額は24%減額されますので注意が必要です。

受取額が増えると税金や社会保険料の控除が発生するため、手取り額が減ることがありますが、長生きする可能性が高い方には、70歳での受給開始が有利となる場合があります。具体的には、65歳で受給を始めた場合と、70歳で受給を始めた場合、84歳までの受給総額が同じになるとされています。

まとめると、84歳以上長生きする場合、65歳以降も働く場合は70歳から受給開始を選ぶ価値があります。